わたしは(自分を縛る)封じ込めの縄を解きました。
解きたいと思っただけで、簡単に解けたのです。
それで――わたしは気がつきました。
今までのわたしは、
それを願うことすらしなかったのだと








萩原規子「空色勾玉」
福武書店 131ページ




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